北山紫仙の落し物。

Illustrator 北山紫仙のブログです。

さくらん

まず最初の方の『煙管って便利〜』の台詞に思わず笑ってしまったのだけれど、ある意味期待通りである意味期待はずれだった感が否めなかったっス。
内容としては、土屋アンナ演じる主人公の気風の良さは好感持てたし、廓を舞台にしたモノとしては珍しく、ネチネチとした嫉妬渦巻くオンナの世界独特の重苦しさとか暗さとか、そーゆーのがあまり感じなかったので、そーゆーのが苦手なあたしとしては、人の現金さが目立った人間模様が楽しかった。
土屋アンナも可愛かった・・・v
ただ、思ったよりも映像が綺麗ではなかったとゆーか・・・好みではなかったのが残念。
派手さはあるものの、『艶やか』と言うよりは『毒々しい』と感じてしまう色使いのよーな気が・・・。
特に背景とゆーか室内のセットが。
花もたくさん使われてるのだが、『江戸時代にその種類の花はないだろうっ!!』とゆーモノも多く使われていて、それが毒々しさを助長してしまっていた感が否めない。
そこがもったいなかったなぁ。
それでも、着物の色使いは綺麗だし、古典的な柄と現代的な柄の組み合わせは素直に面白い。
シリアスシーンに突入しても、禿役の子がほっこりさせてくれるし、思わず頬が緩むシーンが意外に多かった。
そして、ステキに肌を露出させて褥シーンを演じ切った木村佳乃菅野美穂土屋アンナに脱帽。
でも、鑑賞後が妙にすっきりししない。
廓とゆー和に洋曲風の音楽が使われていたのも、最初こそ『おぉ!』と思ったものの、あたしは飽きて来ちゃったし、けっこー好みの分かれる作品だと思う。